フランスで観客動員100万人越えのヒットを記録し、2023年度第49回セザール賞で最多12部門ノミネートを果たした映画『動物界』より、予告と場面写真が解禁された。
本作は、人間がさまざまな動物に変異する奇病が蔓延する近未来を舞台に描く、人種差別、移民、ルッキズム、感染症など現代的なテーマを内包した“突然変異”のアニマライズ・スリラー。監督・脚本を務めたのは、2014年のデビュー作『Les Combattants(英題:Love at First Fight)』で数々の賞に輝いた新鋭トマ・カイエ。
近未来。人類は原因不明の突然変異によって、徐々に身体が動物と化していくパンデミックに見舞われていた。“新生物”はその凶暴性ゆえに施設で隔離されており、フランソワの妻ラナもそのひとりだった。しかしある日、移送中の事故によって、彼らは野に放たれる。フランソワは16歳の息子エミールとともにラナの行方を必死に探すが、次第にエミールの身体に変化が出始める…。
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映画『動物界』は、11月8日(金)より公開。
<作品情報>
第76回カンヌ国際映画祭“ある視点部門”のオープニング作品に選ばれ、本国フランスで大ヒットしたSFスリラー。移民や感染症など現代の社会問題をモチーフに、近未来社会で人体が徐々に動物と化すパンデミックを描く。監督はトマ・カイエ。出演は『真夜中のピアニスト』のロマン・デュリス、ポール・キルシェ、アデル・エグザルコプロスら。
公式サイト:
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