2024年8月22日報道
海外のポーカーゲームのアプリで客に金をかけさせたなどとして違法なオンラインカジノの運営グループが摘発された事件で、このグループから“用心棒代”を受け取っていた暴力団幹部が愛知県警に逮捕されました。警察は違法なオンラインカジノが、暴力団の新たな資金源になっているとみて実態解明を進めています。逮捕されたのは、指定暴力団・山口組「〇〇会」傘下組織の幹部、〇〇〇〇〇容疑者（５９）です。ことし、海外のポーカーゲームのアプリで客に金をかけさせたなどとして、違法なオンラインカジノの運営グループのメンバーが逮捕・起訴されました。警察によりますと、〇〇容疑者はこのグループから“用心棒代”として現金１００万円余りを受け取ったとして、「賭博開帳図利」のほう助などの疑いが持たれています。これまでの捜査で、グループは全国のおよそ６００人の客から手数料をとり、３年間で１億円を売り上げていましたが、別のグループとトラブルになり、〇〇〇容疑者に“用心棒”の役割を依頼したとみられるということです。警察は違法なオンラインカジノが、暴力団の新たな資金源になっているとみて実態解明を進めています。警察は認否を明らかにしていません。
★名東区の暴力団関連ニュース★
2023年1月12日報道
喫茶店がたりという手口で騙し取ったキャッシュカードを使って現金を引き出したとして、愛知県警組織犯罪捜査課などの合同捜査本部は12日、（香流中学校ＯＢで、）名古屋市名東区引山１、自営業A（23）と同市守山区、職業不詳B（23）の両容疑者を窃盗容疑で逮捕したと発表した。県内では孫らを装い「喫茶店でかばんを失くした。助けて」等とかたって高齢者宅に電話し、現金やキャッシュカードを騙し取る「喫茶店がたり」が2022年夏以降増えている。県警は、二人が属するグループが同年中に県内で発生した少なくとも30件（被害総額5,300万円）に関与したとみて調べている。県警は「受け子」や「出し子」などグループの10～20代の男女21人を既に逮捕している。2人の逮捕容疑は22年10月24日夜、他の者が名古屋市の80代女性から騙し取ったキャッシュカード2枚を使い、同市天白区のATM（現金自動受払機）から現金計150万円を引き出し、盗んだとしている。同課によると、2人は地元の同級生で、A容疑者が指示役、B容疑者が現金回収役をに担っていたという。グループのメンバーは名古屋・栄の歓楽街で接点を持ったとみられ、県警はグループの全容解明を進めるとともに、背後に暴力団の関与があるとみて調べている。
2024年6月22日報道
特殊詐欺グループの指示役とされる、（香流中学校ＯＢで、）名古屋市名東区に住む男（24）が、自宅で営利目的で大麻草を所持したとして再逮捕されました。再逮捕されたのは名古屋市名東区引山１の自営業、〇〇容疑者（24）です。警察によりますと〇〇容疑者は、2023年1月に自宅で大麻草約98グラム、末端価格で50万円相当を営利目的で所持していた大麻取締法違反の疑いがもたれています。警察の調べに対し〇〇容疑者は「営利所持ではなくて単純所持です」と容疑を一部否認しているということです。別の特殊詐欺事件の捜査で、捜査員が〇〇容疑者の自宅に踏み込んだ際、〇〇容疑者がベランダから紙袋を投げ捨てていて、その中から大麻草が見つかりました。〇〇容疑者は特殊詐欺グループの指示役で、すでに6回逮捕されていて、警察は他にも余罪がないか調べを進めています。
